エステバン・オコンに3グリッド降格処分、予選でラッセルの走行を妨害 / 70周年記念GP
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F1-70周年記念GPのスチュワードは8日土曜の予選セッションを終えて、ルノーのエステバン・オコンに3グリッド降格処分を言い渡した。これにより、予選11番手のオコンは日曜のレースを14番手からスタートする事になる。
予選Q1でオコンは、前を走行していたアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を追い抜くためにレーシングライン上に動いた事で、アタックラップの最中にあった後続のジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)を妨害する事となった。ラッセルはバックオフを余儀なくされ、タイム計測を断念した。
Stewards are going to have a l👀k at this…
Russell complains over team radio about Ocon going slowly#F170 🇬🇧 #F1 pic.twitter.com/udxkFxwLVc
— Formula 1 (@F1) August 8, 2020
オコンの動きに憤ったラッセルは、無線を通して「とんでもなく危険だ」と不満をぶつけていた。
予選終了後、両ドライバーからの聴取を終えたスチュワードは、チーム側から早期の注意喚起がなされていなかったとしながらも、オコンの過失を認めて3グリッドを言い渡すと共に、FIAスーパーライセンスのペナルティポイント1点を加算する裁定を下した。
この結果、オコンは14番手に降格し、セバスチャン・ベッテル、カルロス・サインツ、ロマン・グロージャンがそれぞれ1つずつポジションを上げる形となった。