オコンとノリスが角田裕毅ら降格組に合流、4基目エンジンでF1メキシコGP最後尾ペナルティ

エルマノス・ロドリゲス・サーキットを走行するマクラーレンのランド・ノリス、2021年11月5日F1メキシコGPフリー走行にてCourtesy Of McLaren

マクラーレンのランド・ノリスとアルピーヌのエステバン・オコンが予選に先立ち、年間上限基数を超えるパワーユニット・コンポーネントを開封した。共にペナルティを受け、決勝スターティンググリッドで最後尾に回る事になる。

両者は共に今季4基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを開封。オコンは加えて4基目のMGU-K、3基目のES(バッテリー)とCE(コントロール・エレクトロニクス)、9基目のエキゾーストの封を切った。

予選ではなくレースペースに取り組んできたのだとすれば、ノリスが初日に奮わなかった理由に合点がいく。マクラーレンは当初からメキシコシティでペナルティを消化する計画だったものと思われる。

既に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)とランス・ストロール(アストンマーチン)が同様の理由で最後尾ペナルティを受ける事が決まっており、エルマノス・ロドリゲスでの降格組はギアボックス交換で5グリッドダウンとなるジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)を含めて5名となった。

なお先の2名に加えてフェラーリ・パワーユニット勢がエキゾーストを交換した。

アルファロメオはキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの両名が7基目を、ハースはミック・シューマッハとニキータ・マゼピンの両名が6基目を搭載した。

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス L.ハミルトンHAM 4 3 3 3 2 2 4
V.ボッタスBOT 6 5 5 4 3 3 6
レッドブル・ホンダ M.フェルスタッペンVER 4 4 4 4 3 3 7
S.ペレスPER 4 4 4 4 4 4 7
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 4 4 4 2 2 2 4
L.ノリスNOR 4 4 4 3 2 2 5
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 4 4 4 2 3 3 4
S.ベッテルVET 4 4 4 3 2 2 5
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 4 4 4 4 3 3 9
E.オコンOCN 4 4 4 4 3 3 9
フェラーリ C.ルクレールLEC 4 4 4 3 3 3 6
C.サインツSAI 4 4 4 3 3 3 7
アルファタウリ・ホンダ 角田裕毅TSU 4 4 4 4 3 3 7
P.ガスリーGAS 4 4 4 4 3 3 7
アルファロメオ・フェラーリ K.ライコネンRAI 3 3 3 2 2 2 7
A.ジョビナッツィGIO 3 3 3 2 2 2 7
ハース・フェラーリ N.マゼピンMAZ 3 3 3 2 2 2 6
M.シューマッハMSC 3 3 3 2 2 2 6
ウィリアムズ・メルセデス G.ラッセルRUS 4 4 4 2 2 2 4
N.ラティフィLAT 4 4 4 2 2 2 4

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