お値段なんと1億円超!「日産 GT-R50 by Italdesign」市販化モデルは世界限定50台
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日産自動車とイタルデザインの高性能コラボカー「Nissan GT-R50 by Italdesign」は90万ユーロ、日本円にして1億1720万円~といった価格で手に入れる事ができるようだ。
「Nissan GT-R50 by Italdesign」は日産が世界に誇る高性能スポーツカー「GT-R」とイタルデザインの生誕50周年を記念して開発されたプロトタイプモデル。2018年モデルの「GT-R NISMO」をベースに、内外装のデザインを日産が、開発・設計・製造をイタルデザインが担当している。
「GT-R50」は7月12日に英国チェスターで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でのデビューを皮切りに、今後数か月の間に世界各地でお披露目される予定。将来的には50台程度の限定という形での市販化も検討されており、お値段は1億円を超える見込みだという。
イタルデザイン・ジウジアーロのCEOであるヨルグ・アスタロッシュは「両社の目指すところは、50名の選ばれしエンスージアストの生活に新たな彩りをもたらすこと」と述べ、市販化に強い意向を示している。
イタリアンデザインの息吹が吹き込まれた「GT-R50」は、「エナジェティックシグマゴールド」が見る者の脳裏に焼き付く印象的な外観を備える他、インテリアには質感にあふれる素材が多用され、単に高性能と言うのみならず、大人のしつらえを感じさせるものとなっている。
無論、パフォーマンスにも磨きがかけられており、ニスモで手作業によって組み立てられる3.8リッターV6 VR38DETTエンジンは、最高出力720ps、最大トルク780Nmを発生。強大なパワーに対応するため、新しいビルシュタイン製サスペンションとブレンボ製ブレーキを採用する。