日産e.damsフォーミュラEマシン、12月のファン感謝イベント「NISMO Festival」で日本初走行を披露

日産自動車のフォーミュラEマシン、カラーリングコンセプト

12月2日に静岡県富士スピードウェイで開催される日産のファン感謝イベント「第21回 NISMO Festival」において、日産e.damsのフォーミュラEマシンがデモンストレーション走行する事が決定した。日本での走行は今回が初となる。

日産は12月に開幕を迎えるシーズン5のフォーミュラEに、「日産e.dams」として初参戦。先日スペインのカタロニアで開催された公式テストでは精力的に周回をこなすなど、初陣に向けて着々と準備を進めている。第5シーズンではバッテリー性能が大幅に向上しマシンの乗り換え作業が不要となるなど、”第二世代”と呼ばれる新型のマシンがレースを戦う。

フォーミュラE第5シーズンは2018年12月15日にサウジアラビアで開幕。中東での初開催を迎える。日産はレースドライバーに、スイス出身のセバスチャン・ブエミと、英国出身のアレックス・アルボンを起用する事を発表しているが、F1に参戦するトロロッソ・ホンダがアルボンの引き抜きのために交渉を重ねており、日産は代替のドライバーを評価・検討しているものとみられている。

1958年オーストラリアラリーでのクラス優勝から始まる日産のグローバルモータースポーツ活動は、今年60周年を迎える事となり、今年の「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2018 Supported by MOTUL」では、1950年代から80年代に活躍したラリーカーや90年代のプロトタイプカー、最新のGTカー、そして未来のフォーミュラEカーまで、国内外で活躍した車が50台以上が一堂に会する。

イベントは2018年12月2日(日)の8:30~16:00まで静岡県駿東郡の富士スピードウェイで開催される。予定ではレーシングイベントエリアでレースカー走行や展示(NISMO Carsパレード、Z Challenge、ヒストリックカー エキシビションレース、Formula Eカーデモラン、NISMO GP他)が行われる他、スタンドイベントエリアでは、ドライバーサイン会やハイタッチ会、レースクイーンステージ、日産/NISMOグッズ販売、レースカー使用パーツ販売、キッズ企画などが行われる。

入場料は前売り2,000円(当日 2,500円)で、中学生以下・65歳以上は入場無料。クルマでの来場の際には別途駐車料金1,600円(4輪)、800円(2輪)がかかる。

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