セルジオ・ペレス、”自信”持てず1秒落ちの12番手「シミュレーターとはかなり違っていた」
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2021 F1第13戦オランダGP初日プラクティスを11番手で締め括ったレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは「クルマに自信が持てなかった」と語り、2日目以降に向けて見直しが必要との考えを示した。
最終5番手ながらも、赤旗がなければトップタイムは確実だったとするチームメイトのマックス・フェルスタッペンが事前にシミュレーターを使わなかった一方、ペレスはコース習熟のためにシムに取り組んだものの、初日セッションでは自信を持ってドライブする事ができずトップ10圏外に沈んだ。
「この昔ながらのサーキットを実際に走る事ができて最高だった。ザントフォールトは他のサーキットとは全然違っていて、連続した右コーナーが多く、レイアウトはかなり独特だし、体力的にもかなり厳しい」
「今まで一度も走った事がなかったから凄い新鮮な感じだった」
「今日は何度も赤旗が出る展開で、リズム持ってドライブする事ができず大変だった。プッシュするためにはクルマに対する信頼と自信が必要だけど、今日は自信が持てず、完全に満足する事はできなかった」
「パッケージの性能を最大限に引き出すために幾つかの点を見直す必要がある」
「シミュレーターとはかなり違っていた。このサーキットで一度も走った事がなかったから僕にとっては大きなチャレンジだった。まだ完全に快適とは言えない状況だ」
「決定的に重要なのは明日の予選だ。最大限のパフォーマンスが引き出せる事を願っている」
「グランドスタンドでたくさんのファンが楽しそうに声援を送ってくれる姿を見る事ができて本当に良かった。このエネルギーは週末を通して高まる一方だろうね」
計3度の赤旗中断を強いられた初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール。2番手にはカルロス・サインツが続きフェラーリがタイムシートの最上部を占拠した。3番手はエステバン・オコン(アルピーヌ)という結果となった。
F1オランダグランプリ3回目のフリー走行は日本時間9月4日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってザントフォールト・サーキットで開催される。