MotoGP、新型コロナウイルスの流行受け 第2戦タイGPの延期を決定
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国内外を問わず、新型コロナウイルスによるモータースポーツイベントへの影響が広がる中、3月20日から22日にかけて開催が予定されていたMotoGP第2戦タイGPの延期が正式発表された。
カタールGPがキャンセルされた最高峰クラスにとっては、4月5日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で決勝が行われるアメリカズGPが2020年シーズンの事実上の開幕戦という位置づけとなる。
新型コロナウイルスの世界的な流行が続く中、タイ政府はMotoGP側に当初の日程どおりにグランプリを開催する事は不可能だと伝え、FIM国際モーターサイクル連盟とIRTA、そしてMotoGPを所有するドルナスポーツがこれを了承した。
カタールGPに関しては、テストのために既に現地入りしていた軽量クラスはスケジュール通りにレースを行い、最高峰クラスのみがキャンセルされた形だが、タイGPに関しては全クラスの全てのイベントが延期される事になる。
FIM、IRTA、そしてドルナの3者は、シーズン後半にタイGPを延期開催する方向で日程を検討しており、アップデートがあり次第発表するとしている。