ピエール・ガスリー、レッドブル時代超える6番手から大量ポイントへ「チームの努力に報いたい」
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5月22日のF1モナコGP公式予選でQ3進出を果たして堂々の6番手タイムを刻んだ。
これは2019年のレッドブル・ホンダ時代の8番手を超えるポジションであり、モナコでの予選結果としては過去最高位だ。ガスリーは今年、高い一貫性を発揮し続けており、6番手以上のグリッド獲得としては今季3回目となる。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは6番グリッドについて「明日のスタートポジションとして我々のマシンのあるべき姿を示していると思う」と述べ、ガスリーがAT02のポテンシャルを全て引き出した結果との考えを示した。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
4 | サインツ | フェラーリ |
5 | ノリス | マクラーレン |
6 | ガスリー | アルファタウリ |
7 | ハミルトン | メルセデス |
8 | ベッテル | アストンマーチン |
大量ポイントへ「チームの努力に報いたい」
ピエール・ガスリー予選: 6位, FP3: 9位
予選にはかなり満足している。ライバル勢がラップを最大限に活かせなかったのに対して、僕らは手持ちのクルマでベストを尽くす事ができた。今日の結果は本当に大きい。
ここぞと言う時に素晴らしいクルマを用意してくれたチームのみんなの仕事ぶりにも本当に満足だ。
予選での走りは今週末のベストラップの一つだったと思うし、Q3で全てが上手くまとまってくれた本当に良かった。ここでのクルマの動きは他のコースと違うから、限界を探りつつできるだけ壁に近づいていく事が鍵だった。
明日は戦略をしっかり練った上でスタートを着実に決める事が大切だ。後ろには速いマシンがいるけど、モナコではオーバーテイクが難しいから、それに気を取られずに集中してクリーンなレースをする必要がある。
たくさんポイントを獲得できると思っているし、チームのこれまでの努力が報われるようなレースができればって思ってる。
未だにモンテカルロの街を走るとアドレナリンが出てくるよ。この手のマシンで走ると本当に高速のコースで、集中力を常に高く保ち続けなきゃならない。ここで得られる感覚は他では得られない。人生で最高の気分を味わえるからこそ、このコースが好きなんだ。
特にフランスのファンの皆が作り出す雰囲気が大好きだから、今回も観客の前で良い結果を残せれば本当に嬉しい。
最速タイムホルダーが赤旗クラッシュを喫する劇的結末を迎えたモナコGP予選では、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
2021年 F1モナコグランプリ決勝レースは、日本時間5月23日(日)22時にスタート。1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。