ガスリー、ベッテルに0.1秒と迫る5番手「調子は上向き、まだ改善できる」F1モナコGP《予選》
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F1モナコGP公式予選に挑んだレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルに1000分の94秒と迫る5番手タイムをマーク。跳馬と遜色ないパフォーマンスを示したが、「調子は上向き、まだ改善できる」との認識を示し、決してこの結果に満足しているわけではないと主張した。
ガスリーはトロロッソでの活躍を高く買われレッドブル昇格を決めたものの、次期F1ワールドチャンピオンの呼び声高いフェルスタッペンとの差は大きく、シーズン序盤は大きく目劣りする結果に甘んじてきた。だが、徐々にRB15にも慣れ始め、まずまずの結果を残しつつある。
予選では5番手タイムを刻んだガスリーだが、チームが警告を怠ったがために、ハースのロマン・グロージャンの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティ。ガスリーはケビン・マグヌッセン、ダニエル・リカルド、ダニール・クビアトの後方8番グリッドから伝統の一戦に臨む。
ベッテルに0.1秒と迫る5番手「まだ改善できる」
ピエール・ガスリー予選: 5位, FP3: 5位
5番手はかなり良い結果だと思う。4番手のセブ(ベッテル)とのギャップが0.1秒だったから、何とかして上回れたら良かったんだけど。すべてのセクターを上手くまとめ切れなかったから、大満足ってわけじゃないけどさ。
それでもパフォーマンスは向上しているし、今後はもっと上手くやれると思う。この調子でエンジニアの皆と協力して、限界までプッシュできるマシンバランスを突き詰めていくつもりだ。
僕としてはどちらでも構わないけど、明日は雨が降る可能性があるみたいだね。モナコでウェットになればかなり面白い展開になるだろうね。ロングランペースはかなり良いけど、このサーキットで順位を上げる最大のチャンスはスタートだから、そこで幾つかポジションを上げられればって思ってる。
(コメントは降格裁定が決定する前に語ったもの)
ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが故ニキ・ラウダにフロントロウを捧げた。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
2019年F1第6戦モナコグランプリ決勝レースは、日本時間5月26日(日)22時10分から行われ、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事で勝敗を決する。