ダニエル・リカルド「手元にまだペースあり」予選Q3進出が”最低ライン”…FP2で16番手も

パドックでメディアと話すダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1)、2024年5月23日(木) F1モナコGP(モンテカルロ市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

2024 F1第8戦モナコGP初日プラクティスを16番手で締め括ったダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)は、予選Q3進出が最低限の目標だと認めた。

2回目のフリー走行ではQ1敗退ゾーンに留まったリカルドだが、FP2とは異なりソフトタイヤを投じたFP1ではチームメイトの角田裕毅から1000分の26秒遅れの9番手を刻んだ。

「手元にまだペースがあるのは確かだね。タイムシートは今日の僕らのパフォーマンスの全貌を示してはいないと思う。実際、良い感じだよ」とリカルドは振り返る。

「ここに戻ってこれて本当に良い気分だ。モナコでF1マシンを走らせるのは本当に楽しい。楽しむためにここに来てるわけじゃないけど、間違いなく楽しい。今日の仕事には満足してるし、ソフトを履けば明日は間違いなくトップ10争いができると思う」

予選Q3が明日の最低ラインかと問われるとリカルドは笑顔で「そうだね」と認めた。

「セッション終盤に向けてリズムが良くなってきたし、今日は限界を探ってそれに近づいていくための準備の日ではあるけど、最後のミディアムタイヤでのラップには満足してるし、総合的に考えて僕らは良い状態にあると思う」

「もちろん自分自身からもう少し引き出すことが重要だけど、同時にセットアップをまとめ上げて、両方のクルマのデータを上手く融合させて速いタイムを出すための美しく、そして甘美な素晴らしい調合薬を作り出す事が必要だね!」

四方を壁とガードレールが囲むモンテカルロ市街地コースでのグリッド争いはカレンダーの中で最も刺激的な争いとなる。

モナコでの予選についてリカルドは「ベストだよ。明日はF1の中でも最もクールな1日になる。モナコの土曜日は本当に特別で凄く楽しいんだ」と笑う。

「正直に言うと、午後5時とか6時とかセッションが遅い時間に行われるから、その後のエンジニアリング・セッションはちょっと精神的に疲れるんだどね! それでも楽しみだ」

「明日の予選は何時に行われるか分からないけど…午後4時なの? それでもかなり遅い時間だけど大丈夫! 僕らのバックにはエナジードリンク会社がいるからね!明日はその恩恵をたくさん受けられるはずさ。明日は限界ギリギリまでいくつもりだ!」


2024年F1モナコGPの初日FP2をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。0.188秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)を2番手に退けた。3番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が続いた。

FP3は日本時間5月25日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1モナコGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了