ミック・シューマッハ、父ミハエルが30年前のF1デビュー戦で駆った「ジョーダン191」をドライブ
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ハースF1チームのミック・シューマッハは第10戦イギリスGPを終えて、父ミハエルが30年前にF1デビューを果たした際の記念すべき「ジョーダン191」をドライブした。
これはSky Sportsの主催の特別企画として行われたもので、22日(火)のシルバーストン・サーキットにはフォードのV8エキゾーストが響き渡った。
1991年、7UPジョーダンのレギュラードライバーを務めていたベルトラン・ガショーが傷害容疑で逮捕された事を受け、後に7度のタイトルを制するミハエル・シューマッハが代役を務める事となり、ベルギーGPでデビューを飾った。
初の予選ではチームメイトを上回る7番手を獲得。決勝スタートでは5番手にまでポジションを上げたもののクラッチトラブルに見舞われ、僅か3コーナーを走行したのみでリタイヤを余儀なくされた。
ミハエルが駆った32号車はケルンのモーターワールド・ファミリー・ミュージアムにあり、ミック・シューマッハは今回、当時アンドレア・デ・チェザリスが使っていた33号車のステアリングを握った。
ミック・シューマッハはこれまでにも何度か父のかつての愛車をドライブしている。
2017年のスパ・フランコルシャンでは、父ミハエルが初のタイトルを獲得したベネトンB194をドライブ。2019年のドイツGPと2020年のトスカーナGPではフェラーリF2004を走らせている。
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Something 𝘃𝗲𝗿𝘆 special is coming to our coverage of the #BelgianGP next month on @SkySportsF1…@SchumacherMick | @HaasF1Team @karunchandhok | #SkyF1 pic.twitter.com/cq01w42jlC
— Sky Sports F1 (@SkySportsF1) July 20, 2021