レッドブルF1、フェルスタッペンが語る熱帯気候でのレースの過酷さ / F1マレーシアGP 2017《preview》

マックス・フェルスタッペンcopyright Max33Verstappen

2017年のF1マレーシアGPに向けて、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが抱負を語った。リカルドはセパン・インターナショナル・サーキットでのマシンセットアップの注意点について、フェルスタッペンは熱帯気候でのレースの過酷さについてコメントした。

昨年のレースは、セバスチャン・ベッテルが1コーナーで接触しリタイア、トップを走行していたルイス・ハミルトンもエンジンブローでリタイアを余儀なくされた。波乱のレースを制したのはリカルド。フェルスタッペンとの見応えあるチームバトルを展開し、表彰台でシューイを披露している。

レッドブル:F1シンガポールGPに向けて

ダニエル・リカルドバランスを取るのが難しい

バック・トウ・バックの連戦はいつだって楽しみなんだ。次はマレーシアGPだね。レッドブルのマシンがセパンにマッチしてるとは考えてなかったから、昨年ここで優勝できるなんて夢にも思ってなかったよ。ルイスがトラブった事で可能性が出てきて、終盤にマックスを抑えて勝利を収めたんだ。何が起こるかはホントに分からないものだね。

第2セクターではダウンフォースが必要だけど、2本のロングストレートでもタイムを失わないようにしなきゃならないから、ここではいつもセットアップの妥協を強いられるんだ。

マックス・フェルスタッペン過酷すぎて体重が減る

去年はマレーシアで1-2だったね。ダニエルと僕は互いに十分なスペースを残しながらホイール・トゥ・ホイールのガチンコバトルしたんだ。見に来てくれたファンに良いバトルを見てもらえたと思うし、チームにとっても最高の結果になったよ。

シンガポールとマレーシアはすごく熱くて湿度も高い状況でのレースになるから、そのコンディションを見越したトレーニングをするんだけど、そうは言っても肉体的にはキツイんだ。ツナギを来てるピットクルーの皆にとってもそうさ。レースの週末が終わると、みんな数キロぐらいは体重が減ってるはずだよ!


2017年第15戦F1マレーシアGPは、日本時間9月29日(金)12時からのフリー走行で幕を開ける。1999年に初めて開催されたマレーシアグランプリは、19回目となる今年限りでF1カレンダーから消滅する。

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