ハミルトン最速でメルセデス1-2発進、改良RBはフィールド最後尾に / F1ラスベガスGP 2024《FP1》結果と詳報

FP1セッション中のラスベガス市街地コースの空撮写真、2024年11月21日F1ラスベガスGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

シーズン22戦目となる2024年のF1ラスベガスGPが11月21日に開幕を迎え、ルイス・ハミルトンがチームメイトに0.396秒差の最速をマークし、メルセデスが1-2を占拠した。角田裕毅(RB)は19番手に留まった。

気温15℃、路面温度16℃という寒さで開始された週末最初のセッションは、「まるでウェットみたいだ」とリアム・ローソン(RB)が報告するほど路面のグリップが低かった。

しかしながら、時間を経る毎にラバーが乗り、路面コンディションは改善し続け、ハミルトンはセッション終了間際に1分35秒001のベンチマークを刻んだ。

闇夜を疾走するシルバーアローの速さは頭ひとつ飛び抜けた。3番手につけたランド・ノリス(マクラーレン)はコンマ9秒遅れ、4番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)は1秒遅れた。

ステアリングホイールに「接続の問題」があると訴えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6番手を記録し、カルロス・サインツ(フェラーリ)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)がこれに続いた。

レッドブルRB20の流用品と見られるリアサスペンションを含むメカニカルコンポーネントに加え、改良サイドポッドやエンジンカバー、ミラーを含む空力アップグレードを投入したRBは、角田裕毅が19番手、リアム・ローソンがチームメイトに0.156秒遅れの20番手と、揃ってタイムシート最下位に沈んだ。


FP2は日本時間11月22日(金)15時から1時間の日程で開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

2024年F1第22戦ラスベガスGPフリー走行1(FP1)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:35.001 25
2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:35.397 +0.396 28
3 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:35.954 +0.953 26
4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:36.007 +1.006 26
5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダRBPT 1:36.038 +1.037 24
6 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:36.218 +1.217 25
7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーチン・メルセデス 1:36.262 +1.261 24
8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン・メルセデス 1:36.451 +1.450 25
9 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ・ルノー 1:36.478 +1.477 23
10 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダRBPT 1:36.536 +1.535 24
11 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:36.811 +1.810 23
12 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:36.817 +1.816 24
13 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:36.948 +1.947 25
14 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:37.152 +2.151 24
15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ 1:37.200 +2.199 23
16 77 バルテリ・ボッタス ザウバー・フェラーリ 1:37.765 +2.764 24
17 43 フランコ・コラピント ウィリアムズ・メルセデス 1:38.025 +3.024 27
18 24 周冠宇 ザウバー・フェラーリ 1:38.350 +3.349 22
19 22 角田裕毅 RB ホンダRBPT 1:38.574 +3.573 22
20 30 リアム・ローソン RB ホンダRBPT 1:38.730 +3.729 27

コンディション

天気晴れ
気温15℃
路面温度16℃

セッション概要

グランプリ名 F1ラスベガスGP
セッション種別 フリー走行1
セッション開始日時

サーキット

名称 ラスベガス市街地コース
設立 2023年
全長 6201m
コーナー数 17
周回方向 反時計回り

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