10番手ブレンドン・ハートレー、手応え十分「僕らのペースはかなり速い」
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F1第17戦日本GP初日プラクティスを10番手で締め括ったトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ライバルと比べてかなり競争的なペースがあると語り、目標とする鈴鹿でのQ3進出に向けて手応えをみせている。
ハートレーは午前の最初のプラクティスで中間コンパウンドのソフトタイヤを履き1分31秒908の17番手タイムをマーク。初めての鈴鹿サーキットでの走行という事で、コース確認をメインに23周を走り込んだ。
午後のFP2では27周を走破し、スーパーソフトタイヤで1分30秒502の10番手タイムを記録。ミッドフィールド最速のエステバン・オコン(Force India)に0.467秒と迫ってみせた。
マシンの仕上がりとペースに満足
ブレンドン・ハートレーFP1: 17位, FP2: 10位
鈴鹿での初めての走行はすごく楽しかったよ。FP1での最初の数周はコースに慣れる事とスピードを上げていく事に専念した。セッションの間にいくつか変更を加えたんだけど、正しい方向のセットアップだったようで上手く機能してくれた。FP2に向けて良い形でマシンを改善することができたよ。
午後のセッションでは10番手で終えることができたし、僕らのベースはかなり競争力がありそうだよね。明日に向けて前向きな感触を得ることが出来て満足さ。
初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMG勢。ルイス・ハミルトンがファステスト、バルテリ・ボッタスが2番手を連取し2回のセッションで共に1-2を果たした。スクーデリア・フェラーリとのギャップは著しく大きく、跳馬には既に赤信号が灯っている。
F1日本グランプリ3回目のフリー走行は、10月6日(土)12時から1時間に渡って、公式予選は同15時から鈴鹿サーキットで開催される。台風25号の影響が懸念されるが、土曜午後の鈴鹿の降水確率は40%台に低下しており、場合によっては全車フルパフォーマンスを発揮してのグリッド争いが見られるかもしれない。