ガスリー、燃焼システムの不具合で走行僅か10周「残念だけどクルマの感触は良い」

ガレージで待ちぼうけを食うトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、F1日本GP FP2、2018年10月5日copyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが10月5日(金)に行われたF1第17戦日本GP初日プラクティスを振り返った。ガスリーは午前のFP1で20周を走り込み、硬めのソフトタイヤで1分31秒073で11番手タイムをマーク。期待の持てる好結果で週末をスタートした。

だが、午後のFP2では燃焼システムのトラブルのために走行僅か15分と厳しいセッションに。タイムアタックも一度しか出来ず、1分30秒795で13番手に終わったものの、ぶっつけ本番の一発での13番手タイムは有望と言える。

予選に向けて挽回を目指す

ピエール・ガスリーFP1: 11位, FP2: 13位

午前のプラクティスでは幾らか走り込めたしマシンの感触も良く、前向きな結果で週末をスタートする事が出来た。データ収集も順調だったけど、残念なことにFP2ではマシンにトラブルが発生してしまって、あまり多く走りこむことができなかった。

パフォーマンスラップも一回しかできず、ロングランも数周しか走れなかったから、実り多いセッションじゃなかったね。でもブレンドン(ハートレー)の方はクリーンなセッションだったからその点は良かったよ。明日の予選に向けて良い結果が得られるよう、彼のデータを使ってパフォーマンスを改善していくつもりだ。


初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMG勢。ルイス・ハミルトンがファステスト、バルテリ・ボッタスが2番手を連取し2回のセッションで共に1-2を果たした。スクーデリア・フェラーリとのギャップは著しく大きく、跳馬には既に赤信号が灯っている。

F1日本グランプリ3回目のフリー走行は、10月6日(土)12時から1時間に渡って、公式予選は同15時から鈴鹿サーキットで開催される。台風25号の影響が懸念されているが、土曜午後の鈴鹿の降水確率は40%台に低下しており、場合によっては全車フルパフォーマンスを発揮してのグリッド争いが見られるかもしれない。

F1日本GP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了