ウィリアムズF1、ジェイミー・チャドウィックとの開発ドライバー契約を延長
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F1世界選手権に参戦するウィリアムズ・レーシングは1月7日、英国出身のレーシングドライバー、ジェイミー・チャドウィックとの開発ドライバー契約を延長した事を発表した。初代Wシリーズ王者は、2020年も引き続き育成アカデミーに所属しつつ、ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィのサポート役に回る。
21歳のジェイミー・チャドウィックは、昨年初めて開催された女性限定のフォーミュラレース「Wシリーズ」のタイトルを獲得。アストンマーチンから参戦した2019年のニュルブルクリンク24時間レースでは、SP8クラスで優勝を果たす成功を収めた。
ジェイミー・チャドウィックは今年、昨年よりも多くシミュレータープログラムに取り組み、現場及び英国グローブのファクトリーの両方でチームを支援する。また今年は幾つかのグランプリにも帯同し、メディア及びマーケティング活動の面においてもチームをサポートするという。
今回の発表についてジェイミー・チャドウィックは「昨年は開発ドライバーとしてチームと働くことができ、本当に素晴らしいチャンスに恵まれました。シミュレータで過ごした時間は計り知れないほど貴重でしたし、チームとの仕事に没頭しつつも、一瞬一瞬を楽しむ事ができました。今年もウィリアムズの皆さんと仕事ができるのを楽しみにしています!」と語った。
チーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは次のように述べ、才能ある若手ドライバーとの契約延長を喜ぶ声明を発表した。
「ジェイミー・チャドウィックが今年もウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーでの活動を続けることを発表でき、うれしく思います。私はWシリーズにおけるジェイミーの成長を楽しみながら見守ってきました。彼女はモータースポーツで女性が戦っていけるという点において、優れたプロモーターであり、我々は彼女の業績を心から誇りに思っています」