岩佐歩夢は転向か…レッドブル、2024年F2プログラム大幅縮小でハジャーとマルティの2名体制へ
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レッドブル・レーシングは2024年のFIA-F2選手権で支援するジュニアドライバーを現行の6名から削減する計画で、来季はアイザック・ハジャーとペペ・マルティの2名のみとなるようだ。
これに伴い、デニス・ハウガー、ジャック・クロフォード、エンツォ・フィッティパルディ、ゼイン・マローニはレッドブル支援のF2シートを失う見通しで、ハウガーに関しては10月23日、ジュニア・チーム離脱を認め、他の形でF2参戦継続を目指すと表明した。
ポーランドの動画配信サービス「Viaplay Polska」によるとレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ジュニアドライバーとして来年のF2に参戦するのはハジャーとマルティになると認めたという。
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは以前、F3以下のジュニア・カテゴリーへの支援にリソースを回し、F2プログラムを縮小する意向を仄めかしていた。
岩佐歩夢に関しては、かつてのピエール・ガスリーや今年、リアム・ローソンが辿っているように、レッドブルの支援を受けスーパーフォーミュラに転向するとの見方がある。レッドブル・レーシングもスクーデリア・アルファタウリも2024年のF1シートは4つ共が埋まっており、岩佐歩夢に行き場はない。
昨年9月に2度のF1王者、フェルナンド・アロンソに弟子入りした18歳のスペイン人ドライバー、マルティは今年、カンポス・レーシングからFIA-F3選手権に参戦してランキング5位を獲得。8月にレッドブル・ジュニア入りが発表された。
ハジャーはアブダビでの最終2レースを残して現在、FIA-F2選手権でランキング14位につけている。一方、岩佐歩夢はジュニアドライバー最上位のランキング3位だ。ハジャーはレッドブルF2ドライバーの中で最もランキングが低い。