15位ガスリー、立て続けの事故で失速「アロンソと接触してフロアが損傷」
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4戦連続入賞の期待を背負ってF1イタリアGP決勝に挑んだトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーであったが、オープニングラップでフェルナンド・アロンソ(Mclaren)と接触。フロアを破損しマシンバランスに問題を抱える事となった。
ダウンフォースを失ったマシンはコースの到るところで横滑りを起こす厳しい状態に。ズルズルとポジションを落としたガスリーは完走するのが精一杯といった状況で、15位でチェッカーを受ける事となった。
アロンソと接触してフロアが損傷…お手上げ状態だった
ピエール・ガスリー決勝: 15位, グリッド: 9番手
誰もこんなレース望んでないよ。レース開始直後のターン1とターン2のところでブロックされて幾つかポジションを失った上、その直後にフェルナンドと接触があってフロア右側にダメージを負ってしまったんだ。その後はダニエル(リカルド)との接触があってマシンのリア側が壊れてしまった。
おかげで到るところでマシンが滑るじょうな状況で、僕のレースは終ったも同然さ。完走するのすら難しかったよ。厳しいレースになるのは分かってたけど、マシンに問題があったから余計に厄介だった。
出来ることは全部やったつもりだけど、今週末に示していたようなペースを失った状態じゃ何も出来やしないよ。今日の事は忘れて次のシンガポールに気持ちを切り替えるよ。マリーナベイ・サーキットは僕ら向きのコースだしね。
53周で争われた決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、僚友バルテリ・ボッタスのサポートを得て逆転優勝。2位は地元フェラーリのキミ・ライコネン。3位表彰台には今回のレースの影の主役ボッタスが滑り込んだ。
F1サーカスはヨーロッパラウンドに別れを告げ、9月14日(金)から始まるシンガポールGPへと向かい、戦いの舞台をアジアに移す。