アロンソのリタイヤ原因は、ホンダエンジンではなくギアボックスセンサー / F1イタリアGP 2017《決勝》
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17年イタリアGP決勝レースをリタイヤで終えたフェルナンド・アロンソ、原因はホンダ製パワーユニットではなくギアボックスにある事が明らかにされた。
アロンソはレース序盤からギアボックスの問題に苦しんでおり「アップシフトの問題のせいでレースが台無しだ!」と憤慨していた。マシンコントロールが難しい状況に追い込まれる中、アロンソは卓越したドライビングによってピットストップ前には11番手を走行していた。
だが状況は徐々に悪化し、チェッカー目前の51周目にギアボックスの状態を監視していたセンサーが破損、モニタリング不能となったため、チームはアロンソをリタイヤさせることにした。
シフトアップ問題のせいでレースが台無し
フェルナンド・アロンソ決勝: リタイヤ, グリッド: 19位
今日はチームのお偉いさんが来ていたにも関わらず、良い結果を出せなくて残念だよ。2台共がフィニッシュできなかったんだからね。
レースの序盤からシフトアップに問題が出ていて、その対処のために僕は多くの時間を割かなきゃならなかったんだ。セッティングを変えて問題を解決しようとしたんだけど上手くいかなかった。レースは台無しになってしまったよ。
モンツァを後方グリッドからスタートしたわけだから、簡単なレースじゃなかったよ。レース中にはいくつかポジションを上げられたけど、ポイント圏内でゴールできる可能性は殆どなかったよ。
今はシンガポールを楽しみにしてるよ。あそこは僕らのマシンにマッチしたサーキットだからね。
アロンソと同じくリタイヤを強いられたストフェル・バンドーン、ホンダF1の長谷川総責任者によれば、バンドーンのリタイヤ原因はMGU-Kの可能性があるという。
2017年第13戦イタリアグランプリ決勝レースの詳細については、F1イタリアGP《決勝》結果とダイジェストを参照されたい。