角田裕毅、”好調キープ”も8度目のQ1敗退「あのミスは本当に悔やまれる」
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勝手知ったるモンツァ・サーキットでの2021 F1第14戦イタリアGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅であったが、17番手と今季8度目のQ1敗退を喫した。パドックには父、信彰氏の姿があった。
Q1最後のアタックで1分21秒711を刻み、15番手ギリギリでQ2進出を果たしたかに思われたが、パラボリカでコース外に出てしまった事でタイムが抹消され、代わりにジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が次のラウンドへの切符を手にした。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは角田裕毅について「ユーキは今日、かなり順調に前進しており、予選でもその好調をキープしていた。確実にQ2に進めるようQ1では3セットのタイヤを使ったが、最終コーナーでトラックリミットを取られてしまった。Q2に進出できず残念だ」と語った。
ホンダF1の田辺豊治テクニカル・ディレクターは「残念な結果」とする一方、「マシンに速さはありますので、明日はオーバーテイクを見せてくれると思っています」とスプリント予選での巻き返しに期待感を示した。
あのミスは本当に悔やまれる
角田裕毅
予選: 17位, FP1: 14位
今日は本当に残念な結果に終わってしまいましたが、これが現実です。トラックリミットは誰にとっても同じ条件ですので、あのミスは本当に悔やまれます。
明日のスプリント予選はDRSトレイン状態となりオーバーテイクが難しい厳しいレースになると思いますが、ポジションを上げられるよう全力を尽くすつもりです。
明日はスタートで上手く路面を蹴り出す事がかなり重要で、それが追い抜きの最大のチャンスになると考えています。
スプリント予選の最上位1番手はバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続きメルセデスがフロントローを独占した。3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続く結果となった。
2021年 F1イタリアGPの2日目はFP2とスプリント予選が行われる。決勝レースのグリッド争いは日本時間9月11日(土)23時30分より行われ、1周5,793mのモンツァ・サーキットを18周する事で競い合う。