iRacing、メルセデスF1と提携…2021年型「W12」を含むF1マシンを収録
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メルセデスAMGペトロナスF1チームは2021年9月22日(水)、レーシング・シミュレータのiRacingとの提携を発表した。2021年型F1マシン「W12」を含む複数台のF1マシンを提供する。
iRacingのスティーブ・マイヤーズ副社長は「メルセデスAMG F1 W12 Eパフォーマンスのような世界トップクラスのレースカーがiRacingに加わる事になった。これ以上の喜びはない」と語った。
「これは約20万人の熱心なiRacer達に世界で最も本格的なシムレース体験を提供するという我々のコミットメントの表れだ」
メルセデスのモータースポーツ戦略ディレクターを務めるジェームズ・ヴァウルズは、iRacingのバーチャル環境でW12を再現するための取り組みを次のように説明した。
「2021年の年明けからiRacingと緊密に協力してきた。パフォーマンスとドライビングの観点から、可能な限り正確に再現する事を目指してきた」
「その過程において開発者と素晴らしい関係を築いた事で、我々のドライバー達と同じように、誰もがドライビングを楽しめるようなモデルを作り出す事ができた」
開発作業の一環としてメルセデスは、iRacingが持つオープンホイール用の物理モデル全体を改善するためのフィードバックとデータを提供しているが、これらの調整の多くは既に実装されている。
ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが駆る今季型W12に加え、来年にはメルセデスの2022年型マシンも収録される予定だ。