事故のフェルナンド・アロンソ、周囲が驚く”驚異の回復力”でバーレーンテスト参加へ…2年ぶりの復帰に向け強気

2021年シーズンのアルピーヌF1チームのチームウェアを着用するフェルナンド・アロンソCourtesy Of Alpine Racing

フェルナンド・アロンソは先月、サイクリング中に乗用車と衝突する事故に遭い上顎を骨折。矯正手術を受けてトレーニングに遅れが生じているが、バーレーンで開催される3月12-14日のプレシーズンテストに参加する見通しが固まった。

怪我の回復とトレーニングを優先するため、2日のアルピーヌ新型「A521」のローンチイベントを欠席したアロンソだが、アルピーヌのローラン・ロッシCEOは、2度のワールドチャンピオンの怪我からの回復ぶりに「驚いている」として、開幕前テストに参加するとの見通しを示した。

「事故の直後、彼は医師団からバーレーンに行く事ができるとの確約を得たと伝えてきた。実際、彼のその話は正しかったように思う。と言うのも既に彼は体調が万全だからだ。来週彼に会えるのを楽しみにしている」とローラン・ロッシCEOは語った。

アロンソ本人も現在の体調は「過去最高だ」として、3年ぶりのF1復帰に強気の姿勢をみせている。

「気分は最高だし、肉体的にも精神的にも今までで最高の状態だ」とアロンソは語る。

「今回のカムバックのためにかなり前から準備を積み重ねてきたし、モチベーションにも満ち溢れている。準備は万全だ」

「(新車で)100%のスピードを発揮するためには最低でも2、3レースが必要だが、それは誰もが同じだ。僕は数週間前に自転車でのアクシデントに見舞われたけど、幸運にも準備と体力に影響はない。準備は整っている」

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