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2018年第4戦グランプリ・オブ・アラバマの決勝レースは雨の影響で赤旗中断となり、日を改めて再開される事となった。再スタートは現地月曜午前11時、日本時間23日(月)25時に予定されているが、天気予報は雨となっており、天候の回復は望めそうもない。
現地日曜のバーバー・モータースポーツ・パークは気温18℃、湿度78%のウェットコンディション。降雨のために開始時間が30分繰り上げとなり2時間レースが宣言され、ペースカー先導のもと2周のパレードラップを経てスタートした。ユニバーサルエアロキット+レインタイヤの組み合わせは今季初のぶっつけ本番。車両が巻き上げる水煙がコースを一面を白く曇らせた。
まずは3周目、7番手を走っていたマルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)が単独スピン、18番グリッドからスタートしたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は14番手にまでポジションを上げた。12周目には単独スピンを喫したチャーリー・キンボール(Carlin)がエンジンストップ、一回目のフルコースイエローとなった。
キンボールは後続のエド・ジョーンズ(Chip Ganassi)に当てられたと主張したがお咎めなし。このタイミングで複数台がピットインに動き琢磨は12番手にアップ。19周目のリスタート直後、2番手を走行していたウィル・パワー(Penske)がアクアプレーニングでスピンし再びイエロー、その後赤旗が振られセッションは一時中断となった。
38分間の中断を経てコーション・ラップでレース再開となったものの、コンディションが悪くグリーンフラッグが振られぬままに再び赤旗。22周、44分16秒を消化の時点で翌日に持ち越しとなった。琢磨は8番手にまで順位を上げた。