F1インシーズンテスト《初日》午前速報:レッドブル・ホンダ快調、ボッタスが暫定トップ
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2019年シーズン2回目となるF1公式インシーズンテストが、5月14日(火)にカタロニア・サーキットで開幕した。現地9時に気温13度、路面温度28度のドライコンディションでグリーンフラッグを迎え、午前の4時間のセッションが終了した。
今回のテストには10チーム全てがエントリーし、レーシングポイントとスクーデリア・フェラーリのみ2台のマシンを投入。2020年仕様のピレリタイヤの開発テストに協力する。
4時間を終えて暫定トップタイムを記録したのは、先日のF1スペインGPでポールポジションを獲得したメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。1分16秒525をマークして、全12台の中で唯一16秒台に入れ込んだ。2番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。3番手にはマクラーレンのカルロス・サインツが続いている。
レッドブル・ホンダはこの日、ピエール・ガスリーがRB15をドライブ。精力的に走り込みを行い、暫定最多周回となる77周を走破して4番手タイムを記録した。ホンダエンジンを積むもう一台、スクーデリア・トロロッソはダニール・クビアトが担当。57周を走り6番手タイムを刻んでいる。
規約に従いこの日は、4チームが若手ドライバーを起用。ハースからは、70年代に2度のF1ワールドチャンピオンに輝いたエマーソン・フィッティパルディを祖父に持つピエトロがドライブ。暫定7番手につけている。
レーシングポイントは、今季チャイナGTシリーズに参戦する英国出身のニック・イェロリーを起用。55周を走り込み、10番手タイムを記録した。アルファロメオからは、フェラーリジュニアのカラム・アイロットが参戦。11番手をマークした。
今季FIA-F2選手権をリードするニコラス・ラティフィはウィリアムズFW42をドライブ。開発で大きく遅れているグローブのチームを支えるべく、66周を走り込み生産的なセッションを過ごしている。
テストは一時間のランチブレイクを挟んだ後、現地14時から18時まで午後の部が開催される。
第2回プレシーズンテスト《初日》午前結果速報
ピレリはC1からC5までの5種類のコンパウンドを投入。C1が最も硬く、C5に向かって徐々に柔らかくなる。
Pos | Driver | Team | Time | Tyre | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ボッタス | メルセデス | 1:16.525 | C3 | 69 |
2 | ルクレール | フェラーリ | 1:17.322 | C3 | 66 |
3 | サインツ | マクラーレン | 1:18.263 | C2 | 64 |
4 | ガスリー | レッドブル | 1:18.284 | C2 | 77 |
5 | ベッテル | フェラーリ | 1:18.425 | 開発 | 58 |
6 | クビアト | トロロッソ | 1:18.597 | C3 | 57 |
7 | フィッティパルディ | ハース | 1:18.917 | C4 | 17 |
8 | ペレス | レーシングポイント | 1:19.718 | 開発 | 57 |
9 | ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:20.239 | C2 | 26 |
10 | イェロリー | レーシングポイント | 1:20.609 | C3 | 55 |
11 | アイロット | アルファロメオ | 1:20.638 | C2 | 31 |
12 | ラティフィ | ウィリアムズ | 1:21.008 | C2 | 66 |
13 | ノリス | マクラーレン | ー | ー | ー |