イモラ常連入り! 2025年までのF1エミリア・ロマーニャGP開催が決定
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FIA-F1世界選手権は3月7日(月)、「アウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ」の名称で知られるイモラ・サーキットでのF1エミリア・ロマーニャGPの開催契約を2025年まで延長したと発表した。
イモラは2006年のサンマリノGPを最後にF1カレンダーから消滅したものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに際して復活。各国の検疫強化により開催機会を失っていたF1にとって、まさに救世主となった。
過去2年に渡って脱落地の代役としてカレンダーを支えたイモラは、イタリア政府を含む幾つかの資金源を確保し、F1と複数年の契約を締結した。
昨今のF1ではカレンダーの価値が飛躍的に高まっており、各プロモーターはF1と長期契約を結ぶ傾向にある。ロシアGPの契約解除がイモラの常連入りを後押しした可能性があるとは言え、カレンダーの”枠”は有限であり、グランプリ開催契約を巡る各国プロモーターによる競争は今後更に熾烈なものとなりそうだ。