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7月28日(金)から始まるF1ハンガリーGPを前に、レッドブルのダニエル・リカルドは、ハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクのオーバーテイクポイントは、1コーナーと、2コーナーのイン側、そして同じく2コーナーのアウト側の計3つだと語った。
リカルドは、ウエットレースとなった2014年のF1ハンガリーGPで、F1ワールドチャンピオン2人を立て続けにオーバーテイクし勝利を収めた。残り3周のところで3番手を走行していたリカルドは、3コーナーでルイス・ハミルトンを、そしてその翌周の1コーナでフェルナンド・アロンソを交わしレース終盤で大逆転、先頭でチェッカーフラッグを受けている。
「抜けないサーキット」とも呼ばれるハンガロリンクだが、リカルドが示したように、制動下で高いスタビリティーを発揮するレッドブルのようなマシンを巧みに操ることさえ出来れば、決して抜けないサーキットではない。
リカルド：F1ハンガリーGPに向けて
ダニエル・リカルドハンガリーには3つのオーバーテイクポイントがある
2014年のハンガリーGPでの優勝はイケてたよね。勝ちにこだわってるのはもちろんなんだけど、あれはレースとしても最高だった。優勝するためには、ハミルトンとアロンソという最強のドライバー2人を追い抜かなきゃならなかったんだから。
ハンガロリンクは大好きなコースだよ。F1に来る前にもここで幾つか良い週末を過ごしているし、僕にとっては縁起の良いサーキットなんだ。ハンガリーでのグランプリはいつも夏前に行われるよね。シーズンのこの頃には、僕はいつもかなり良いポジションにつけているし、大概マシンも良い感じになってるんだ。7月の終わり頃までには色んな物事が上手く回り始めるんだ。
今年はグリップがかなり上がるだろうから、今まで以上に楽しくなるんじゃないかな。第2セクターはすっごい楽しくなるだろうね。このセクションは僕のお気に入りなんだ。日曜のレースが暑くなると肉体的に厳しいから、土曜日にはあまりたくさん肉を食べないようにしないとね。
曲りくねったこのコースには、3つのオーバーテイクポイントがあるんだ。1コーナーでは過去に何度か良い追い抜きをしたよ。2コーナーはアウト側からでもイン側からでもオーバーテイクできるんだ。
土曜の夜は、たいていチームの皆と肉を食べに出かけるんだ。ここはシーズン前半の終わりを告げるグランプリだし、雰囲気は最高だよ。今年はブタペスト・ストリートに足を運ぶつもりなんだ。
2017年第11戦F1ハンガリーGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1ハンガリーGP特設ページを参照されたい。