ピエール・ガスリー、”最悪”から一転 上位争い復帰に「大満足」AT02に空力アップデート
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、7月30日(金)に行われた2021 F1第11戦ハンガリーGP初日プラクティスを経て大いに自信を得たようだ。FP1で5番手を刻むと続くFP2でも6番手をマーク。好調アルピーヌと張り合う速さを見せつけた。
充実の1日を終えたガスリーは「今日は本当に満足してる。シルバーストンで苦戦しただけに尚更にね。パフォーマンスを取り戻せて良かった」と振り返った。
「本当に暑いコンディションだったにも関わらず、今日はクルマの感触が良かった。明日がどうなるか楽しみだね」
「今週末はアルピーヌ勢がかなり速そうだから、予選で彼らを捕まえられるよう今夜は頑張って仕事に取り組まなきゃね」
ガスリーが「今シーズン最悪の週末」と称したイギリスGPの舞台、シルバーストンと比較して、ハンガロリンクはコース特性とコンディションが大きく異るため一概には言えないが、AT02復調の理由の一つは空力アップデートにあるのかもしれない。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズはハンガロリンクに幾つかのアップデートを持ち込んだ事を明かして「期待通りのパフォーマンスを発揮」したと説明した。
なお初日夜から2日目午前にかけて降雨が予想されている事から、必ずしも初日と同じ水準のパフォーマンスが期待できるわけではないものの、ガスリーは「クルマのペースは悪くなさそうだし明日に向けての自信はある」と意気込んでいる。
初日をトップで締め括ったのはバルテリ・ボッタス。2番手にルイス・ハミルトンが続いた事でメルセデスがタイムシート最上部を占拠した。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いた。
F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月31日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。