ホンダF1、エンジントラブルのクビアトに今週2基目のスペック4を投入 / F1ロシアGP
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ホンダは、F1第16戦ロシアGP予選を2時間後に控え、ダニール・クビアトに今週2基目となるスペック4エンジンを投入すると発表した。母国レースのクビアトは28日現地12時より開催された3回目のフリー走行中にマシントラブルに見舞われた。
当初は初日同様に燃料システム関連のトラブルかと思われたが、ホンダ広報は「ダニーのプルオーバー(路肩への停車)は、パワーユニットのトラブルであったと確認した。明日のレースに備えて、新しいSpec 4パワーユニットへと換装する予定だ」と発表した。
ホンダは週末に先立ってレッドブル及びトロロッソの4台全てに新しいスペック4を投入しており、クビアトはこれに加えてバッテリー以外の全てのコンポーネントを交換。既に日曜のレースを最後尾からスタートする事が確定している。
ホンダのアナウンスと予選開始までの限られた時間と状況を考慮すれば、クビアトが予選に出走する可能性は低く、万全の準備を整えた上で決勝に照準を合わせる可能性が高い。