ダニエル・リカルドのレッドブル復帰交渉を認めるヘルムート・マルコ、近日発表との報道も

ガレージでレッドブル・レーシングのチーム・コンサルタント、ヘルムート・マルコと話すダニエル・リカルド、2018年9月1日F1イタリアGP予選Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコはF1サンパウロGPの舞台、インテルラゴスでSky Deutschlandに対し、ダニエル・リカルドとの間でリザーブドライバー契約に関する話し合いが行われている事を認めた。

同胞の後輩、オスカー・ピアストリにシートを奪われる形で今季限りでマクラーレンを去るリカルドは2023年シーズンのF1シートを持ち合わせておらず、リザーブドライバー就任について前向きな姿勢を示している。

Courtesy Of McLaren

インテルラゴス・サーキットを周回するダニエル・リカルド(マクラーレン)、2022年11月12日F1サンパウロGP FP2

8度のグランプリウィナーはメルセデスとの間でリザーブドライバー契約について話し合っているとも伝えられているが、2018年まで在籍していたミルトンキーンズの古巣と交渉を行っている事が明らかとなった。

レッドブルにカムバックするとの衝撃的な噂が初めて浮上したのはF1アメリカGPの週末だった。

ブラジル国内ではリカルドの古巣復帰が近日中にも発表される見込みだとの報道も出ているが、Speedcafeによるとスプリントを経てリカルドは「それはない。何もないよ」と述べ、現時点で契約書にサインしたという事実はないと否定した。

「前にも言ったけど、”契約上の観点から…”なんて言って隠したりはしない」

「もし何かが行われたのであれば、、信じて欲しい。ちゃんと言うから。何も妨げるものはないんだからね」

レッドブルへの復帰がリカルドにとってどのような利点があるのかは分からない。

エースドライバーのマックス・フェルスタッペンは2028年末までの契約を結んでおり、セルジオ・ペレスの契約も2024年末まで有効だ。つまり少なくとも向こう2年はレースシートに空きが出る事はない。

F1サンパウロGP特集

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