角田裕毅のRBに「公式プライベート航空パートナー」が誕生、ハーンエアとの複数年契約で移動を効率化
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角田裕毅とリアム・ローソン擁するRBに「公式プライベート航空パートナー」が誕生した。ファエンツァのチームは2024年F1カタールGPの初日を迎えた11月29日、ハーンエアと2025年からの複数年契約を締結したことを明らかにした。
この契約の一環として、アルバート・パーク・サーキットで開催される来シーズンの開幕オーストラリアGPより、レーシング・ブルズの2025年型F1マシン「VCARB-02」のリアビューミラーにハーンエアのロゴが掲出される。
また、ハーンエアはシーズンを通して「チームのロジスティクスを最適化する重要な役割」を担う予定だ。今季同様、2025年シーズンも24戦が予定されており、わずか9か月間で全レースを開催する厳しいスケジュールが組まれている。
ピーター・バイエルCEOは「このパートナーシップにより、レース間の移動だけでなく、英国に拠点を置く空力部門とイタリアのファクトリー間の距離がもたらす課題にも対処し、チームの移動を効率的に管理することが可能になる」と述べた。
1994年創業のドイツのエグゼクティブチャーター、定期航空会社であるハーンエアは、乗客のニーズに合わせたチャーター便で知られており、2025年からはSAF(持続可能な航空燃料)を使用して環境への影響をさらに低減する取り組みを開始する。
ハーンエアのダニエル・ルダスCOO兼ゼネラルマネージャーを務めるダニエル・ルダスは、「チームが本来の業務に集中できるようサポートしていきたい」と述べた。