問題児フェルッチを抱えるハース、夏休み前のF1ハンガリーテスト欠席を発表
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ハースF1チームは、7月31日と8月1日の2日間に渡って行われるインシーズン・ハンガリーテストに参加しない事を発表した。6週間で欧州5レース開催という過密スケジュールに直面したハースは米国を拠点としており、テストに参加する事よりも、ファクトリーでの作業に集中する事を選んだ。
「ハンガリーテストに参加する代わりに、先日シルバーストンで行ったピレリのタイヤテスト、過去のグランプリ、そしてシミュレーター作業から得られた各データを分析する事に時間を費やす」とギュンサー・シュタイナー代表。
「収集したデータは二人のドライバーのドライビングスタイルに直ちに適用できるものだ。6週間で5回のレースが開催される事を考慮して、ファクトリーで時間を過ごすのが最善だと判断した」
レギュレーションでは、シーズンテストにおいて若手ドライバーを起用する事を定めているが、ハースの開発ドライバーを務めるサンティノ・フェルッチは、今年参戦しているFIA F2選手権で故意の接触や違反行動を繰り返し、所属していたトライデントを7月19日に解雇された。
とは言え、情報筋によればハースがハンガリーテストを欠席する事はフェルッチの問題が発覚する先月の時点で既にチーム内で決定されていたとみられており、解雇とテスト欠場は無関係であるとみられる。