ハース、F1オーストラリアGPのリザルトに異議申し立て
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ハースF1チームは4月2日(土)に行われたF1第3戦オーストラリアGPの暫定結果に対して正式に異議を申し立てた。
理由は明らかにされていない。現地19時30分よりエンリケ・ベルノルディら4名のスチュワードによる聴聞会が行われる。
ケビン・マグヌッセンのクラッシュに振られた最終盤の赤旗からのリスタートでニコ・ヒュルケンベルグは一気に4番手にまで浮上した。
だが複数台が関係するインシデントの発生により3度目の赤旗が振られた事を受けレースコントロールは、リスタート時の順位に戻してファイナルラップを消化させた。この結果ヒュルケンベルグは7位に終わった。
4位に12ポイントが与えられる一方、7位は6ポイントと、倍の違いがある。タイトな中団争いにおいてこの差は大きい。
レース中断時の扱いについて定めたF1競技規定第57条3項は「如何なる場合にも、すべての車両の位置を決定することが可能な最終時点の順序を採用する」と定めている。
リザルトやスチュワードの裁定に納得出来ない場合、チームは異議申し立て(抗議)と再審請求、控訴という3つの方法で訴える事ができる。
異議申し立て(抗議)の対象はFIA国際スポーティング規定第13条にて「チームまたはドライバーのエントリー、コース全長、ハンディキャップ、ヒートまたは決勝の編成、競技中に発生し申し立てられたエラー、不正または規則違反、 車両に対する規定違反との主張、または競技終了時に確定した順位」と定められている。