グランツーリスモ、史上初開催の五輪eスポーツに採用…パワフルプロ野球も

グランツーリスモSPORTにて提供されるマツダのバーチャルレースカー「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」Courtesy Of Mazda Motor Corporation

2020年の東京オリンピックに先駆け、5月13日から6月23日まで開催されるオリンピック・バーチャル・シリーズ(OVS)の5つの競技が決まり、モータースポーツ部門としてグランツーリスモが採用された。

OVSは国際オリンピック委員会(IOC)が5つの国際競技連盟およびゲームパブリッシャーと提携して開催するバーチャルスポーツを対象とした初のオリンピック・ライセンス・イベントで、新たな観客獲得、特に若者層の取り込みを狙ったものだ。

競技としては「モータースポーツ」「野球」「サイクリング」「ボート」「セーリング」の5種類が選ばれ、ゲーム大国日本からはポリフォニー・デジタル開発のグランツーリスモの他に、コナミの「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」が採用された。

ゲーム名 開発会社 国際連盟
グランツーリスモ ポリフォニー・デジタル 国際自動車連盟(FIA)
eBASEBALLパワフルプロ野球2020 コナミ 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)
Zwift Zwift Inc. 国際自転車競技連合(UCI)
バーチャルレガッタ バーチャルレガッタSAS ワールドセーリング
オープンフォーマット 国際ボート連盟

なおIOCは、国際サッカー連盟(FIFA)や国際バスケットボール連盟(FIBA)、国際テニス連盟(ITF)や世界テコンドー連盟(WT)からも参加への興味が寄せられているとした。

国際自動車連盟(FIA)は認定イベントとして2018年より「グランツーリスモ・チャンピオンシップ」を開催。2020年のグランツーリスモ・チャンピオンシップ・ワールドファイナルでは、日本の宮園拓真がネイションズカップとマニュファクチャラーシリーズの両方のみならず、GRスープラGTカップをも制覇した。

現時点で大会フォーマットやスケジュールは明らかにされていないが、近日中に発表される見通しだ。

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