ホンダの動向握るピエール・ガスリー、マレーシアGPでのトロ・ロッソF1加入報道を否定

オートポリスで優勝したピエール・ガスリーcopyright PierreGASLY

マクラーレン・ホンダ決別のキーパーソンに躍り出たピエール・ガスリー(チーム無限)は、マレーシアGPでのF1昇格報道に対して「早い時期にトロ・ロッソで走れたらなって言っただけで、マレーシアだなんて一言も言ってないよ。皆が歪曲して解釈してるだけ」と早期トロ・ロッソ加入を否定した

公式の発表はないものの、マクラーレンは今季限りでホンダと離別し来季ルノーエンジンを得る見通しとなっている。マクラーレンがルノーエンジンを得るための条件として、ルノーは現トロ・ロッソのレースドライバーであるカルロス・サインツを欲しているとされる。

内部的にはサインツのルノー移籍は両者の間で合意に達しており、空白となるトロ・ロッソのレースシートを今季日本のスーパーフォーミュラに参戦している元GP2王者のガスリーが獲得すると伝えられている。ガスリーはトロ・ロッソの所有者であるレッドブル・レーシングの若手育成ドライバーに加入しており、早ければF1マレーシアGPでサインツがルノー入りし、ガスリーがトロ・ロッソのステアリングを握ると予想されている。

ガスリーは10日(日)に行われたスーパーフォーミュラ第5戦オートポリスの優勝会見の席で「数日の間に動きがあるかも。マレーシアで走れたら良いね」と語り、シンガポールの翌戦に控えるマレーシアでのトロロッソF1昇格を仄めかす発言をしていた。

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