F1フランスGP タイヤ配分:紫ウルトラソフトが主流も、レッドブル勢は意外なタイヤチョイス
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F1の公式タイヤサプライヤーを務めるピレリは13日(火)、2018年第8戦F1フランスGPのドライバー別タイヤ選択を公表した。28年ぶりにカレンダーに復活したポール・リカール・サーキットに持ち込まれるのは、紫ウルトラソフト、赤スーパーソフト、黄ソフトの3種類。
全体的な傾向として最も柔らかいウルトラソフトの配分数が多いが、レッドブル・レーシングの2名は7セットと少なめに。同チームは今年、ライバルに比べて柔らかいコンパウンドを上手く機能させられているだけに、少し意外な選択だ。
© Pirelli
長年F1グランプリが開催されていなかったため、ポール・リカールにおける過去のデータは無いに等しく、各チームは手探りでの戦いを強いられる。
前戦カナダでスペック2仕様のRA618Hを投入したトロロッソ・ホンダ勢は、両名揃ってハイパーソフトを8セット選択。ウルトラソフトとスーパーソフトに関しては配分を分けた。ピエール・ガスリーがソフト1セットのスーパー4セット、ブレンドン・ハートレーがソフト2セットのスーパー3セットとなっている。
F1フランスGPは、ルマン24時間レースが終わった1週間後の日本時間6月22日(金)19時からのフリー走行1で幕を開ける。