アルピーヌ:W入賞でコンスト4位に浮上! アロンソ、ライコネンが持つ史上最多周回記録を更新
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アルピーヌF1チームは母国フランスGPでフェルナンド・アロンソが6位、エステバン・オコンが8位とW入賞を飾り、同じく2台揃ってトップ10フィニッシュした宿敵マクラーレンを4ポイント差で交わして単独のコンストラクター4位に浮上した。
マクラーレンにタイヤを摩耗させると公言していたアロンソは、俊足スタートを切って1周目にジョージ・ラッセル(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)をパス。終始ノリスを抑え込んで6位フィニッシュすると共に、キミ・ライコネンが保持していた18,621ラップという途方もない歴代最多周回数記録を塗り替えた(18,672ラップ)。
オコンは1周目に縁石に乗り上げ角田裕毅(アルファタウリ)に接触。5秒ペナルティを受けたものの、その後は素晴らしい走りを見せホームレースでのダブルポイントに貢献した。
ローラン・ロッシCEOは「コンストラクター4位に留まるためには全力を尽くさなければならない。簡単なことではないが、アップグレードを続けると共に、母国フランスでの今週末のように、残りのシーズンでも力強い週末が過ごせるよう、しっかりとまとめ上げていく必要がある」と総括した。
アルピーヌ:F1フランスGP決勝
フェルナンド・アロンソ決勝: 6位
満足だよ。ペースもタイヤも上手くコントロールできたしね。
今週末はマシンバランスの面で色々と苦労したけど、最終的にはトップ5と僅差でフィニッシュできたし、着実なレースになった。それにポイントも大量に取れた。
上手くスタートを切って5番手までポジションを上げたけど、その後6番手に後退した。まぁ、これが僕らの通常のポジションってところだろうね。
今回のようにクリーンな週末が過ごせば、僕らはトップ6でフィニッシュできるってわけだ。シーズン後半もこのレベルの一貫性を維持していきたいね。
エステバン・オコン決勝: 8位
今日は2台揃ってポイントを獲得すること目標だったんだ。こうして達成できて満足だ!
週末を通して声援を送ってくれたファンの皆に感謝したい。彼らの前で走れて本当に最高だった。
暑い中での厳しい戦いだったけど楽しかった。手に入れたコンストラクターズ選手権4位の座を維持していくモチベーションが高まったし、前向きな気持ちでフランスを後にすることができる。
来年もフランスでレースができたらいいな。ファンのみんな、ありがとう。
7月24日(日)の2022年F1フランスGP決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンが今季7勝目を挙げ、2位にルイス・ハミルトン、3位にジョージ・ラッセルが続く結果となった。
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