クビサ、走行不足のラッセルに0.4秒遅れ「ドライブフィールは悪くないが…」Williams F1フランスGP《予選》
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F1第8戦フランスGP公式予選に挑んだウィリアムズ・レーシングは、ジョージ・ラッセルが19番手、ロバート・クビサが20番手と、いつも通りの定位置につけた。
ウィリアムズはFP3で発生した電気系統のトラブルを受けて、予選を前にラッセルのマシンのパワーユニットを交換。今季3基目のCEとESを投入したためグリッドペナルティが科せられる。その結果ラッセルは19番グリッド、クビサは18番グリッドからそれぞれレースをスタートする。
ウィリアムズは初日最初のセッションでニコラス・ラティフィを走らせており、ラッセルがまともに走行できたプラクティスはFP2のみという状況だったが、予選ではクビサに対して0.416秒のギャップを築いた。
シニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは「昨夜のセットアップ変更を受けてロバートはギャップを縮める素晴らしい仕事をしたし、予選を通して改善していた」と語ったが、クビサが埋めるべき穴は依然として大きい。
ウィリアムズ:F1フランスGP予選
ロバート・クビサ予選: 9位, FP3: 6位
最高のラップタイムとはいかなかったけど、ドライビングに関してはかなり満足してる。路面にラバーが載った事でQ1終盤はコースコンディションが著しく改善してくれたから、少なくともドライビングを楽しむ事は出来た。タイムを気にしなくて良いならドライブフィールは悪くない。でも、パフォーマンスとグリップ不足はラップタイムに影響するものなんだ。
ジョージ・ラッセル予選: 9位, FP3: 6位
予選では最大限の力を振り絞った。今週末はFP1とFP3で出走できず、3分の1しか走れてない状態だったから、良いタイムが刻めて嬉しい。全体的に自分のパフォーマンスには満足してるから、決勝で良いレースができる事を祈ってる。
ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。2列目3番手はフェラーリのシャルル・ルクレール、4番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続く。
2019年F1第8戦フランスグランプリ決勝レースは、日本時間23日(日)22時10分から行われ、1周5842mのポール・リカール・サーキットを53周する事で勝敗を決する。