アルピーヌA521、母国リカールの特性に合致…フェルナンド・アロンソ4番手「かなり競争力があるように思う」
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母国レースを迎えたアルピーヌF1チームは、6月18日(金)に行われたF1第7戦フランスGP初日2回目のプラクティスでフェルナンド・アロンソが4番手、エステバン・オコンが6番手と中団最速を刻んだ。
F1復帰から6戦を経て徐々に調子を取り戻しつつある2度のF1ワールドチャンピオンはFP1で7番手につけると、午後のセッションでは3番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)にコンマ2秒差と迫り、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を5番手に抑えた。
レーシングディレクターを務めるダビデ・ブリビオはタイムシート最上部に迫るこの日の結果について、過去2戦続いたストリートサーキットを離れ、よりF1的でオーソドックスなポールリカール・サーキットの特性が今季型マシンA521に合致したためではないかと指摘した。
総合力が問われるという点で似通ったカタロニア・サーキットでのスペインGPでアルピーヌは、オコンが予選5番手と1ラップペースで上位を記録している。
アルピーヌ:F1フランスGP初日
フェルナンド・アロンソFP2: 4位, FP1: 7位
今日の金曜フリー走行は強風と高い路面温度という、かなりトリッキーなコンディションだったけど、それでもセッション中に達成できた事には十分満足して良いと思う。
FP1では幾つかのテスト項目を消化し、FP2では予め計画していたプログラムに沿って走行距離を稼いだ。
明日がどうなるかは分からないし、これからデータの分析に取り組むところだけど、今のところは僕らはここでかなり競争力があるように思う。
エステバン・オコンFP2: 6位, FP1: 5位
今日は順調だった。今のところトップ10圏内につけているけど、喜ぶには時期尚早だ。とは言え、2台揃って良いペースを刻めている点は有望だし、この後もハードワークを続けてこのペースを維持することが目標だ。
クルマの感触は良い。チームはそのために懸命に努力してくれているしね。もちろん改善すべき点はまだあるし、パフォーマンス向上の余地は大きい。
母国のフランスで再びレースができて嬉しい。グランドスタンドでファンのみんなに会えるのはもっと嬉しい。明日と日曜日にはもっと多くのファンが集まってくれる事を期待している。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)を1000分の8秒差で退けた。3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。
F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月19日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。