速報:FIAが自らを召喚!F1アゼルバイジャンGP最終周の混乱で
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国際自動車連盟(FIA)により組織されたF1アゼルバイジャンGPのスチュワードは4月30日(日)の決勝レースを経て、FIAのパルクフェルメ担当代表者を召喚した。現地17時30分、日本時間22時30分より公聴会が行われる。
問題視されたのはバクー市街地コースでの51周の最終ラップにピットレーンで起きた混乱だった。
ハードタイヤスタートのエステバン・オコン(アルピーヌ)は序盤のセーフティカー(SC)導入に脇目も振らずステイアウトし続け、2度目のSCを含む再度の混乱を待ち続けた。
だが、アルピーヌの期待とは裏腹に今年のレースはクリーンな展開が続き、オコンはタイヤ交換義務を消化するために残り1周を前にピット・インした。
するとパルクフェルメでは既に、トップ3ドライバーを囲むためのフェンスが設置される等、レース後セレモニーに向けた準備が進められており、カメラマンや関係者を含む大勢の人員がファストレーン側にまで、はみ出すように集まっていた。
オコンは辛うじてこれらを交わしてピットに向かい、ソフトタイヤに交換して15位でフィニッシュした。
同じような事件はアレックス・アルボンが最終ラップを前にピット・インした昨年のオーストラリアGPでも発生している。
召喚の理由についてエンリケ・ベルノルディを含む4名の競技審判団は「ピットレーンがオープンであったにも関わらず、職員がピットレーンのファストレーンを塞いでしまっていた」と説明した。