ブルー単色かレッドとのコンビか…フェラーリ、F1マイアミでのSF-24特別カラーを”チラ見せ”

アルバート・パーク・サーキットのピットレーンを走行するカルロス・サインツ(フェラーリ)、2024年F1オーストラリアGPCourtesy Of Ferrari S.p.A.

F1第6戦マイアミGPでスクーデリア・フェラーリSF-24に施される1戦限りのスペシャルカラーは、レッドに2色のブルーを組み合わせたコンビネーションとなるようだ。

スクーデリアは先週、アメリカ市場におけるフェラーリ70周年を記念し、青色を取り入れた「新鮮」かつ「予想外」のスペシャルリバリーを採用すると発表した。

1964年のF1アメリカGPおよびメキシコGPで採用された白と青の「N.A.R.T」カラーや、ブルー単色のカラーリングを期待する声もあったが、あくまでも既存のカラースキームに青を組み込んだデザインとなるようだ。

Courtesy Of Ferrari S.p.A.

アメリカのナショナルカラーである白と青が施された1964年F1アメリカGP及びメキシコGPでのフェラーリ158 F1

正式な公開に先立ちチームは4月30日(火)、「ポップなブルー」を加えたSF-24マイアミ・バージョンの一部を収めたティザー画像を先行公開した。

この”チラ見せ”画像に写るノーズは従来通りの赤色だが、ウイングには「アッズーロ・ラ・プラータ」と「アッズーロ・ディーノ」という2色の青色が施され、先端にはイタリアのトリコロールカラーが確認できる。

カラーリングの正式発表は、マイアミGPに先立って行われるお披露目イベントにて行われる。シャルル・ルクレールとカルロス・サインツはもちろん、フェラーリCEOのベネデット・ヴィーニャやチーム代表のフレデリック・バスールに加えて、タイトルスポンサー契約が発表されたHPのエンリケ・ロレスCEOが出席する予定だ。

Courtesy Of Ferrari S.p.A.

フェラーリ・ディーノ206 S、1966年モンツァ1000kmにて

なおクルマとは異なりドライバーが着用するレーシングスーツは、かつてマラネッロの従業員やメカニックたちが着用していたような淡いブルー単色のカラーリングに変更される。

F1マイアミGP特集

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