フェルナンド・アロンソ、私設ミュージアムにダカール参戦のトヨタ・ハイラックスを収蔵
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スペインのアストゥリアス州オビエド郊外にあるフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の私設ミュージアムに、2020年ダカール・ラリーでドライブしたトヨタ・ハイラックスが収蔵された。
アロンソはマクラーレン離脱後の2020年、マルク・コマをナビゲーターとしてTOYOTA GAZOO Racingから第42回ダカール・ラリーに参戦。初のダカールながらも、ルーキー最上位となる13位という好成績で締め括った。
マシンは2018年型のトヨタ・ハイラックスをベースにラリーレイド専用車両として開発されたもので、4輪独立サスペンションの4駆のフロントミッドシップには5リッター自然吸気V8エンジンが搭載された。チームメイトのナッサー・アル-アティヤ、マシュー・ボーメル組は2位表彰台を獲得した。
車両そのものは昨年12月末に現地に届けられていたが、どうやらこの程、正式展示の運びとなったようで、アロンソ・ミュージアムの公式SNSアカウントが8日、翌日からの展示開始をアナウンスした。
収蔵されたのはレプリカではなく、アロンソがダカールで実際にステアリングを握った実車だ。アロンソは2度目のダカール挑戦の可能性について「いつかきっとまた挑戦するだろう」と語っている。
¡¡¡Ya está aquí!!!
Así luce el Toyota Hilux con el que @alo_oficial participó en el @dakar. A partir de mañana, podréis verlo en el @circuitomuseofa pic.twitter.com/oIz4dvZFFf— MUSEO Y CIRCUITO FERNANDO ALONSO (@CircuitoMuseoFA) February 7, 2022
同館はレーシングドライバーとしてのアロンソのキャリア全体を歴史に残すべく、F1関連のマシンやトロフィー、ヘルメットやスーツを中心に、2018-19スーパーシーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)でチャンピオンを獲得したトヨタTS050 HYBRIDや今回のハイラックスなど、”アロンソ史”を語る上で欠かせない様々な収蔵品を揃えている。