フェリペ・ドルゴビッチ、F1メキシコGP参加へ…アストンマーチンAMR24をFP1でドライブ

アストンマーチンの2023年F1リザーブ兼テストドライバーを務めるフェリペ・ドルゴヴィッチCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチンは、2024年10月25日にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われるF1第20戦メキシコGPの1回目のフリー走行(FP1)でテスト兼リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチを起用する。

24歳のブラジル人ドライバーはフェルナンド・アロンソに代わって60分間のセッションでAMR24をドライブする。FP2以降は2度のF1ワールドチャンピオンがクルマを引き継ぐ。

国際自動車連盟(FIA)は若手ドライバーのテスト機会拡大を目的に、グリッド上のすべてのチームに対してグランプリ出走2戦以下のドライバーを年に最低2回、金曜フリー走行で起用する事を義務付けている。アストンはメキシコでその義務を一つ消化する事になる。

AMR24の初ドライブに向けてドルゴビッチは「本当に楽しみだ。シミュレーターを通してこのクルマの開発に携わってきた僕にとって、これは本当に貴重な体験になるだろう。実際のクルマとの相関を確認できるわけだからね」と語った。

「テクニカルなコーナーとロングストレートが混在するオートドローモ・エルマノス・ロドリゲスを走るのは今回が初めてだから、シミュレーターを使って事前に準備を進めてFP1に臨むつもりだ」

また、チーム代表のマイク・クラックは「セッションを通してフェリペはチームの走行計画を進めるとともに、収集したデータによって週末全体を通じて我々の意思決定をサポートし、クルマのセットアップにも貢献してくれるはずだ」と語った。

F1メキシコGP特集

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