F1に初の「DRSスポンサー」が誕生、ラスベガスGPのゾーンが銅と黒色に
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2024年11月21~23日に開催されるF1第22戦ラスベガスGPで、アメリカの大手電池メーカー、デュラセルが、DRSゾーンのスポンサーを務めることが発表された。F1のDRSゾーンにスポンサーがつくのはこれが初。
ラスベガスGPの公式バッテリー・パートナー契約の一環として、F1マシンがドラッグ・リダクション・システムを使用してトップスピードを引き上げるラスベガスのDRSゾーンには、LEDアニメーションボードなどを使ってデュラセルを象徴する銅色と黒色が目立つように表示される。
デュラセルの最高マーケティング責任者を務めるラモン・ヴェルティーニは「戦略的な動きのためにドライバーがDRSゾーンを頼るように、パワーブースト成分入りのデュラセルの電池は、重要な瞬間に必要な追加のパワーを提供する」と語った。
デュラセルの製品には、電池のエネルギー密度を高めることで高い動作電圧を提供し続ける独自の「パワーブースト成分」が配合されている。これは、リモコンカーやバッテリー駆動のツールなど、高エネルギーを必要とするデバイスに対し、長寿命かつ強力な性能を提供する。
デュラセルは2022年以降、ウィリアムズ・レーシングと提携している。ラスベガスGPでは、アレックス・アルボンとフランコ・コラピントがドライブするFW46のDRSフラップに同社のバッテリーのグラフィックが掲載される予定で、ステアリングのDRSボタンは銅色に変更される。