F1トスカーナGP:FIA国際自連、多重クラッシュの件でクビアト、マグヌッセン、ラティフィを召喚

アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアト、2020年F1トスカーナGPにてcopyright Red Bull Content Pool

F1トスカーナGPのFIAレーススチュワードは、1回目の赤旗導入の原因となったセーフティーカー再開時の多重クラッシュの件について、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)を召喚した。

オープニングラップの混乱を経て、7周目にレースがリスタートされた際、マグヌッセンに対して、ラティフィ、アントニオ・ジョビナッツィ、カルロス・サインツが衝突するような格好となり4台が脱落。レースは25分間に渡って赤旗中断となった。

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スチュワードは、セーフティカー再開時のルールを定めたF1スポーティング・レギュレーション第39条13項の違反の疑いがあるとして、マグヌッセンとラティフィに続いて、クビアトを招集した。同規約には次のような記述がある。

「セーフティカーがピットへ戻る前の事故発生を避けるため、セーフティカー消灯以降、ドライバーは一貫性を欠く加速や減速、または他のドライバーを危険にさらす、あるいは再スタートの妨げとなるようなその他一切の行為を行わず、一定ペースで走行すること」

マグヌッセンとラティフィはこの事故でリタイヤを喫したが、クビアトは7位でチェッカーフラッグを受けて入賞を飾っている。

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