日本を満喫するF1ドライバー達。古典芸能に一流寿司店、山登りに交差点…最も遊んでいたのはあのベテラン

鈴鹿で寿司を堪能するストフェル・バンドーンcopyright svandoorne

2017年10月6日(金)からのフリー走行で幕を開けるF1日本GPを前に、F1ドライバー達は束の間の休息を楽しんだ。まずは東京に寄ってから鈴鹿入りというのがドライバー達の通例ルート、今年も多くのドライバーが東京で目撃された。

中でも最も日本をエンジョイしていたのは、ウィリアムズの大ベテランのあの方。今年で15回目の日本GPとなるだけに、遊び方を心得ている。ドライバーたちがSNSにアップした写真を中心に、東京と日本の満喫する様子を紹介する。

メルセデスのバルテリ・ボッタスは渋谷へ。ハチ公を写真に収めた。アップされた画像を見る限り、誰にも気づかれずに夜の渋谷を楽しんだようだ。

ハースのロマン・グロージャンもスクランブル交差点に出没。「こんな(人混みの多い)交差点を見たのは初めてだよ!」

同じくグロージャン。六本木のカクテルバーのメニュー表をシェア。日本語で書かれているため、何を頼んでよいのか分からなかったようだ。この前日には皇居の周りの2周程ランニングし、14.3kmの距離を1時間9分のタイムで走りきった。

暴れん坊のニックネームが付きそうになっているケビン・マグヌッセンは、高尾山と思しき場所で山登りに興じた。アウトドア派。

自身のファンションブランド「KIMOA」のプロモーションのために、日本のファンに渋谷のスクランブル交差点でのウェービングを呼びかけたフェルナンド・アロンソ。無許可でのイベントだったため、危険と判断した警察が介入、中止に追い込まれた。

JR線にアロンソが乗っているとは誰も思うまい。

アロンソの僚友ストフェル・バンドーンは、例年ドライバーたちが集う鈴鹿近郊の寿司屋で夕食「街一番の寿司屋!日本GPの準備は万端!」と書き添えた。

ウィリアムズのフェリペ・マッサは、東京都内をコスプレしながらカートで走るリアルマリオカートを体験。マッサの後ろに写るウィリアムズF1チームのTシャツを着ているのはチームメイトのランス・ストロール、ドンキーコングはイギリスskyスポーツのキャスターであるサイモン・レーゼンビー、クッパは元F1ドライバーのジョニー・ハーバートと豪華キャスト。

マリカーを楽しんだマッサは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと眼鏡専門店へ。オリベイラは2004年に初来日し、今年はKONDO RACINGからSUPER GTに参戦している。マッサとオリベイラは同じブラジル人ドライバーで仲が良く、マッサが日本GPの為に来日し東京を訪れる際、度々一緒にいるところが目撃されている。

マリカーとショッピングを楽しんだ締めは、ダニエル・リカルドと銀座の寿司店「すきやばし次郎」でのディナー。昨年予約が一杯で入店できなかった念願の味を、一年越しに堪能した。すきやばし次郎と言えば、オバマ元大統領が来日した際に安倍首相と訪れたミシュラン3つ星の超高級寿司店。現在は電話での予約も受け付けておらず、どうしたらお店に入れるのか分からないレベル。

「最高の経験だったよ。世界で一番の寿司屋だね!!」とコメント。店主と共に写真に写るリカルドの姿からは若干の緊張が窺えるが、大物マッサはご覧の通り。


© Getty Images / Red Bull Content Pool

マッサと仲良く寿司を堪能したリカルドはマックス・フェルスタッペンと共に剣道を学んだ。初めての古典武道を持ち前の身体能力で上手くこなしたリカルドに対し、フェルスタッペンはへっぴり腰で竹刀を振った。

全日本フォーミュラ3に参戦していた当時の住まい近辺を懐かしんだマーカス・エリクソン。現ザウバードライバーは、新宿丸井の前に立ちシャッターを切った。

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