訃報:今宮純氏 享年70歳…F1解説者として活躍 後日お別れ会を予定
Published: Updated:
モータスポーツジャーナリストの先駆け的存在であり、F1テレビ放送の解説者として長年に渡って活躍された今宮純氏が、2020年1月4日朝に心臓発作でこの世を去った。70歳だった。告別式は近親者のみで10日に執り行われた。後日、お別れ会が行われる予定。
慶應義塾大学文学部を出た今宮氏は、1970年代よりF1世界選手権の取材を始め、自動車専門誌に記事を発表。フジテレビが1987年よりF1全戦の中継をスタートさせた事に伴い、レギュラー解説者として長年に渡ってコメンテーターを務めてきた。著書に「流転。」(76年/東邦出版)、「F1ロマネスク」(92年/勁文社)、「パドック・パス」(91年/講談社)などがある。
昨年も一年を通してフジテレビのF1中継で解説を担当し、年明けにはトークショーを予定していた。また12月30日に自身のTwitterを更新。”2020年シーズンのF1を楽しみにしている”といった内容をつぶやいていただけに、突然の別れとなった。
28年前、気力で勝ったアイルトンでした。50周目から4速、60周目からは3速と5速ギアが使用不能。6速で低速コーナーを2000回転でクリアー、1コーナーはエンジン・ブレーキ無しで300→70KMHへ。今の時代にはありえない、まさに<神レース>だったのです。
— f1-world by IMAJUN (@f1worldbyimajun) November 24, 2019
ご冥福をお祈りいたします。