フェルスタッペン、RB16Bのハンドリングに手応えも「保証は何もない」とイモラ戦に向け慎重
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、イモラ・サーキットで開催される2021年FIA-F1世界選手権第2戦エミリア・ロマーニャGPに先立って抱負を語った。
昨年のレースでフェルスタッペンは予選3番手を獲得し、1周目にルイス・ハミルトンを交わして2番手に浮上。危なげないレースを戦い終盤までポジションを守っていたものの、51周目のターン5でタイヤバーストに見舞われリタイヤを喫した。
フェルスタッペンは開幕バーレーンGPを終えて18ポイントを獲得し、首位ハミルトンに7ポイント差のドライバーズランキング2位に付けている。
マックス・フェルスタッペンF1エミリア・ロマーニャGPに向けて
開幕ポールポジションについて
パフォーマンス面でポジティブな週末だったし、シーズンを素晴らしい形でスタートした事は確かだけど、イモラに向けて何か保証があるわけじゃない。
この調子で行ければ良いんだけど簡単な話じゃないし、ライバル達に打ち勝つためには全てを完璧にこなす必要がある。
波乱に満ちたバーレーン戦について
もちろん、いつだって改善の余地はあるものだけど、週末を終えてそれを言ってもしょうがない。チームとして常に改善を目指しているけど、それは絶え間なく仕事に取り組み続けるという事であって、僕らは常に先を見越している。
たとえバーレーンで勝っていたとしても、改善すべき点は常にあるものだ。戦っている相手が世界選手権7連覇のチームであれば尚更さ。
僕らはイモラでも改善を目指していくし戦い続けていく。シーズンはまだ始まったばかりだからね。
前季型と比較してのRB16Bのハンドリングは?
タイヤや空力が変更されているし様々な要因があるから、単純に2台を比較することはできないけど、今のところRB16Bのハンドリングは確かに良いね。
まだ1つのサーキットしか走っていないから、週末毎にマシンバランスを見出していく必要があるけど、チームの誰もがこのチャレンジを楽しんでいる。
イモラへの意気込みと期待は?
凄くリラックスできているし、またイモラに戻ってこれて嬉しく思っている。
昨年はタイヤに問題が発生するまで本当に良いレースができていたけど、まだ1戦を終えただけだし、実際にコースに出てみるまでどの程度上手くやれるか分からない。
僕としては全てのレースで勝ちたいというモチベーションに溢れているし、そういう欲望が自分自身から湧き上がっているのを感じている。どうなるか楽しみだ。
エミリア・ロマーニャGPの戦いの舞台となるのは昨年14年ぶりにカレンダーに復活したアウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ。1周4,909mのコースは7割がストレートでエンジン全開率は70%に達する。
昨年のグランプリでは、2列目独占のホンダ勢の内の2台が共にトラブルによって姿を消す衝撃の展開に。最終的に予選2番グリッドのルイス・ハミルトンが逆転優勝を飾り、4レースを残してメルセデスがコンストラクターズ選手権7連覇の偉業を達成した。
F1エミリア・ロマーニャGPは日本時間4月16日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。