カスタムの参考に!ホンダの21世紀型カフェレーサーバイク「CB4 Interceptor」が超クール

ホンダのカフェレーサーcb4 interceptorのマシン左側copyright HONDA

2017年のミラノショーで発表予定のホンダのコンセプトモデル「CB4 Interceptor(インターセプター)」が超絶クールだ。目玉一つのロケットカウルとセパハン、そしてバックステップが特徴的なカフェレーサースタイルは、今から遡る事50年以上昔の1960年代イギリスに端を発する。

発祥地イギリスのホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、イタリア・ミラノで開催されるEICMA2017(ミラノショー / 11月9日〜12日)に先立って、コンセプトモデルCB4 Interceptorの出展を発表した。2015年に開かれたEICMA2015に出展された「CB4 CONCEPT」の進化モデルとなっている。

ロングスイングアームによって後方に延長されたリアタイヤと、上面に逆Rを持つ3次元曲面をまとったフロントカウルとかマシンの前後長を強調。マットブラックで統一されたボディーと、赤く彩られたブレンボ製キャリパー、そして流れるようなラインがレーシーかつスポーティーな雰囲気を演出している。


ただ見た目を追求しただけではなく、21世紀ならではの技術的工夫もみられる。タンク上部にはタッチ式スクリーンが配置され、ナビゲーション機能や通話、そしてスマートフォン等のモバイルデバイスとの接続機能を備える。システムは常時ネットワークに接続されるが、その電力は空力発電によって賄われる。写真からは判別できないが、フロントカウルにファンが装着されており、走行風によって発電する仕組みのようだ。

速度と旋回性、そしてデザインを重要視したカフェレーサーは、快適とは程遠いジャンルに位置する。キツめの前傾姿勢をとりながらタッチスクリーンを操作するライダーの姿は想像しにくいが、市販化されれば多くの反響を呼ぶマシンになるのではないだろうか。

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