カタロニア・サーキット、F1スペインGPの開催契約を2026年まで延長
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F1は2021年11月26日、バルセロナに位置するカタロニア・サーキットとの契約更新を発表した。スペインが誇るF1の定番コースは少なくとも2026年までF1スペインGPを開催する。
この契約の一環としてカタロニア・サーキットは、5月22日に開催される2022年のグランプリに向け、コース並びに施設の一部改修を行う。
同サーキットは1992年のバルセロナ夏季オリンピックでの自転車競技開催に先立ち1991年に開業した。同じ年にヘレスに代わってF1スペインGPの舞台を務め、以降毎シーズンに渡ってグランプリレースを開催してきた。
近年は長期契約が結ばれることもなく、完全消滅の危機にあるとまでされてきたが、今回の契約更新によって少なくとも今後4年間に渡ってカレンダーに留まる事が決まった。
F1のステファノ・ドメニカリ会長兼CEOは「コースと施設を改善して今後もバルセロナでF1を開催していくというプロモーターと当局の熱意並びにコミットメントに感謝したい」と語った。
「チームとドライバーは共にバルセロナを訪れる事を毎年楽しみにしてきた。スペインのファンは今後も、国民的ヒーローであるフェルナンド・アロンソとカルロス・サインツを間近で見る事ができる」
なおカタロニア州のロジャー・トレント経済労働相によると、今回の契約には同サーキットを持続可能性を満たしたモデルコースとするための「相互コミットメント条項」が含まれていると言う。