ピエール・ガスリー「モントリオールはレッドブルが大成功を収めてきたコース」F1カナダGP《preview》
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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、2019年FIA F1世界選手権第7戦カナダGPに先立って抱負を語った。
トロロッソ時代の昨年のレースでガスリーは、予選16番手を獲得して決勝レース前にICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを交換。グリッド降格を受け、後方19番グリッドからの挽回を強いられたが、ポジションを8つ上げる素晴らしい走りを見せ、ポイントまで後一歩の11位でフィニッシュした。
ガスリーは現在、ドライバーズランキングで32ポイントを獲得し6位。一つ上の5位シャルル・ルクレールまでは25点、2つ上のチームメイト、4位マックス・フェルスタッペンまでは46点離れている。
カナダへの意気込みを問われたガスリーは「モントリオールはレッドブルが毎年大成功を収めてきたコースだ」と語り、メルセデスやフェラーリとの好勝負に期待感を示した。レッドブルは2010年以降、ジル・ビルヌーブ・サーキットで8度の表彰台を獲得している。
ピエール・ガスリー:カナダGPに向けて
ピエール・ガスリー
カナダは素晴らしい場所だよ。フランス語が通じるから僕にとっては生活するのも苦じゃないしね!ジル・ビルヌーブ・サーキットはロングストレートを持つ歴史ある素晴らしいトラックで、大抵は真っ当なレースが楽しめる。
カナダには一度しか行った事がないからモントリオールの事はあまり詳しく知らないんだけど、レッドブルと相性の良いコースだし戻って来られて嬉しいよ。マックスは昨年のレースで3位に入ってるし、ダニエル(リカルド)の初勝利はモントリオールだったし、チームははここで毎年大成功を収めてきた。
僕は去年のカナダで11位だったから決して悪くはないけど、今年はより良い結果を目指して頑張るよ。
カナダGPの舞台となるのは、1周4361m、全13コーナーからなるストップアンドゴーのジル・ビルヌーブ・サーキット。ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウイン。2位はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス、3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続き、予選トップ3がそのまま表彰台に上がった。
F1カナダGPは、日本時間2019年6月7日(金)23時からのフリー走行1で幕を開ける。