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48回目の開催となった2017年のF1カナダGP、予選ポールポジションを獲得したのは、2007年にここモントリオールでF1初優勝を挙げたルイス・ハミルトンであった。ハミルトンは通算65回目のポールを獲得し、アイルトン・セナに並ぶ歴代2位タイのポール記録を樹立した。
ポールにハミルトン、3番手にバルテリ・ボッタスがつけた事で、チーム代表のトト・ウォルフは大満足の様子だ。「今週末にチームが見せてくれた仕事ぶりに本当に満足してます。我々はセッション毎にマシンを改善させてきました。明日の決勝でも同じような、あるいはもっと素晴らしい結果を目にする事になると確信しています」
メルセデスAMG:F1カナダGP予選を終えて
ルイス・ハミルトン予選: 1位/1:11.459
すごいハッピーだよ。モントリオールはここ数年僕にとって縁起のいい場所だね。フェラーリとは凄い接近してた。彼らは今週末を通してかなり速かったから、予選では突っ込んだ走りをしたよ。最高のラップだったし興奮した!あらゆる物事がかなり良い方に進んだね、ちょっと信じられないよ。モナコで苦しい時間を過ごした後、僕らは自分たちの犯したミスから学んだんだ。
ブラックリーやブリックスワースのファクトリーにいるチーム皆のおかげだよ。アイルトンのヘルメットを手渡された時は震えが止まらなかった。皆にとってもアイルトンは人気のあるドライバーだった。僕にとってもそうだよ。彼の記録に並び、こんな贈り物をもらえるなんて凄い名誉だよ。
バルデリ・ボッタス予選: 3位/1:12.177
まずは今日65回目のポールポジションを獲得したルイスにおめでとうと言いたい。セナと並ぶなんてとんでもない事だね。かなり頑張ったけど、僕にとっては難しい1日になってしまった。FP3ではマシンバランスに苦しんでいて全く満足できなかった。幾つか変更を施したら、予選ではかなり良い状態になったんだ。でも100分の1秒、10分の1秒を争うQ3になるとマシンがまた不安定になってしまって、ラップをまとめることが出来なかった。
ロングランは良い感じだから、決勝でフェラーリとの接戦を期待してるよ。全ては明日だね。
2017年第7戦F1カナダGP予選の詳細については、予選結果とダイジェストを参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。